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小口分散融資によって安全性の確保!これまで一度も貸し倒れが発生したことない

ソーシャルレンディングの運営会社に対する行政処分が相次ぎ、これまで大変手堅い投資先として見られていたソーシャルレンディングも、それぞれの事業者リスクをよく考えてから投資先を選ばなければならなくなりました。

そこでそれぞれソーシャルレンディング会社がどのような事業を展開し、どのような融資先を抱えているのか。前もって吟味するための材料として、スマートレンドについて詳しく見ていきたいと思います。

 

1.スマートレンドの運用元はどのような会社か

スマートレンドは2015年10月に会社を創業。ソーシャルレンディングの運営には2016年4月から乗り出しています。同社の最も大きな特徴は国内のクレジットカード事業者や香港の金融関係の業者に対して融資を行っていることです。

他の日本のソーシャルレンディング会社を見ると、不動産開発事業や店舗事業を中心とした事業者への融資を行う会社が多いです。しかし、スマートレンドの場合は金融関係の業者への運転資金用の融資が中心だという特徴があり、投資家にとっては事業面での投資先分散が可能です。これまでの累計募集金額は50億円以上。案件数は330件以上です。業界では大規模とは言えませんが、着実に成長を遂げているソーシャルレンディング会社と言えるでしょう。

 

2.スマートレンド案件の特徴

それではスマートレンドの案件の特徴を見ていきましょう。

 

2-1.金融業者への融資が中心であり、小口分散融資でリスクヘッジを行う

スマートレンドは金融業者への融資が中心です。そのため担保として不動産などを設定しておらず、債権が中心となっています。同社の融資スキームとしての特徴は小口融資を中心に、ある程度の貸し倒れを見込んでいる点です。

例えば1億円を融資するにしても、1社のみの融資では仮に返済先が倒産すれば、資金回収面のリスクが大きくなってしまいます。

しかし、100万円ずつ100の業者に融資した場合、その際の金利が15%ならば、10社貸し倒れが起きても損失は発生しません。

実際には10社も貸し倒れが起きることもありませんが、1,2社程度ならば貸し倒れの可能性は十分あります。それでも小口融資を中心とすることで、致命的なリスクを避けて高い利回りを獲得できます。

融資先の返済能力を判断した上での融資は、金融業者として必ず行わなければいけませんが、それでも貸し倒れを0に抑えることは大変困難です。そこである程度貸し倒れが起きても大丈夫なように、小口分散融資を行うことでリスク回避を行っているのです

 

2-2.超短期案件から長期案件まで様々な運用期間の案件がある

スマートレンドの案件を見ると、最短では何と運用期間一ヶ月のみのものがあります。利回りは3%から4%と低くなっていますが、たまたま投資する対象がなく、資金を余らせておくのが勿体ない時には、大変使い勝手の良い案件と言えるでしょう。

同社の案件の中でも運用期間が1年以上のものは利回りが6%~7%ですが、ソーシャルレンディング業界では標準的な利回りです。

資金をできるだけ眠らせないよう、投資家の都合に合わせて最適な運用期間の案件を選ぶことができるのがスマートレンドの特徴だと言えるでしょう。

 

2-3.貸し倒れはこれまで一度も起きていない

スマートレンドは小口分散融資でリスクを回避していますが、その取り組みが功を奏したのか、これまで貸し倒れが発生したことは一度もありません。国内への融資案件だけではなく、香港の融資案件においても同様であり、会社として融資先の安全性を図る審査眼は確かなものがあると考えられるでしょう。

 

2-4.2万円からの投資が可能である

スマートレンドの投資条件では最低投資金額が2万円に設定されています。1ヶ月~2ヶ月といった超短期案件でも2万円から投資などが可能であるため、ほんのわずかでもお金を増やしたいという投資家にとっても使いやすいと言えるでしょう。

数百万円、数千万円の資金が用意できる投資家だけではなく、僅かな金額から資産運用をしていきたいという初心者ソーシャルレンディング投資家の人にとっても最適な会社です。

 

 3.スマートレンドの問題点

一方でスマートレンドに投資する時に、注意すべき点はあるのでしょうか

 

3-1.担保は債権中心

スマートレンドの担保は、先に挙げたように債権が中心になっています。幸いにしてこれまで貸し倒れが発生したことがないので、債権の換金率やその速さは現場では不明です。もちろん貸し倒れが起きないことに越したことはないのですが、貸し倒れが起きた時にこそ、スマートレンドの担保で安全性が確保されているのかどうかが分かるでしょう

 

3-2.利回りはあまり高くない

スマートレンドの案件を見ると、超短期案件では3%から4%台の利回り。長期運用案件でも6%から7%になっています。超短期案件は特別な利便性を持った投資先として重宝されますが、長期案件で6%~7%の利回りでは、収益性を求める投資家にとってはあまり魅力を感じない数字と言えます。

担保の確実性が不明な点も含めて、長期投資にはあまり向いていないのかもしれません。

 

3-3.決算報告の数字を見ると赤字である

スマートレンドのホームページには、財務状況というページがあります。しかし残念ながらそのページは平成28年度の決算が掲載されておらず、ずっと工事中のままです。

一方で官報からスマートレンドの決算公告を確認できます。平成28年度の同社の決算公告では3,700万円の赤字になっています。ソーシャルレンディング事業は順調に推移しているようですが、それでもまだ黒字化には至っておらず、倒産の可能性もないとは言えない状況です。会社のホームページにも自社にとって不利な情報を載せていないことから、事業の透明性という点で同社の財務状況はマイナス視されていると考えられるでしょう。

 

3-4.出金手数料が高い

スマートレンドはmaneo系のシステムを利用しており、出金手数料は高めです。

三井住友銀行 錦糸町支店への振込は3万円未満ならば108円と安いですが、他の銀行に出金しようとすると最低でも540円、3万円以上の出金で756円も手数料がかかります。

利回りが低めな会社だけに、この出費はなかなか痛いです。

 

4.スマートレンドはこんな人におすすめ

スマートレンドは独自性の高い金融機関向けの融資案件を中心としています。小口分散融資によって安全性の確保を図っており、これまで一度も貸し倒れが発生したことないなど、その実績は確かなものがあると言えるでしょう。一方で債権を中心に担保が設定されているため、実際に貸し倒れが起きた場合、どの程度スマートレンドが資金を回収できるのかが定かではありません。 また会社の黒字化も達成されていないため、事業者リスクもやや高めと考えざるを得ない状態です。

スマートレンドを積極的に利用するのでしたら、超短期運用案件を中心に余った資金を次の投資までのつなぎとして利用するのが向いているのではないでしょうか。 超短期案件でしたら多額の資金をつぎ込んだとしても1~2ヶ月後に返済されるため、その間に貸し倒れが起こる可能性は非常に低いといえます。

ただそれ以外の利回りの面、会社の信用性、そして案件の確実性で見ると、高い収益性を確保するにはやや不満や不安が残るソーシャルレンディング会社です。

それでも1~2ヶ月の超短期案件を積極的に提供していること、また香港への分散投資が可能であることなどは、スマートレンドならではの魅力です。そういった魅力的な部分をうまく活用し、投資用資金を眠らせることなしにリスクの軽減、そして収益性のアップを図っていきましょう。


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