OwnersBook(オーナーズブック)に投資してみた!
OwnersBook(オーナーズブック)は、総合不動産のロードキャピタル株式会社が運営しています。資本金13億円と規模の大きい会社で、フィンテック事業も行っています。
私が登録したのは2018年11月で、利回り等は以下の通りです。
利回り:4.5~13.0%
入金手数料:投資家負担
出金(払戻)手数料:300円(一律)
その他手数料:なし
最低投資額:1万円(全案件共通)
私の入金先口座は三菱UFJ銀行でしたが、複数の銀行と取引しているようです。
もともとは仲介や物件の管理運用がメインの会社です。
貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)以外に、集めた資金で不動産信託受益権を購入する「エクイティ型」案件もあります。
不動産に詳しいと選択の幅が広くなりそうです。
・オーナーズブックを選んだ理由
不動産業界にいる元同僚から「ここがおすすめ」という情報を耳にしていました。実際にホームページを見てみると、利回りを前面に押し出すありがちなソーシャルレンディング会社…という雰囲気はなく、好印象を抱きました。
ほとんどの案件は4.0~6.0%でしたが、リスクを優先している会社だと判断して登録しました。
・口座開設
私が登録した当時は、マイナンバー提出は不要でした。運転免許証をオンラインでアップロードし、1週間前後で届く確認用ハガキを受け取ると投資を開始できます。
・初めての投資
2019年1月に投資をした案件は、以下の通りです。
利回り予定:6.0%
募集金額:3,000万円
運用期間:1年11カ月
担保評価額:1億2,000万円
母体となる会社が信頼できると確信したので、ここでは200万円を投資しました。運用期間が長いのはネックでしたが、他案件も1年以上となっていたため、担保評価額と貸付額のバランスがもっともいいこの案件にしました。
・初めての投資のその後
翌月には貸付が実施され、翌々月から約4,500円の分配金を受け取っています。
・その他のファンド投資
この後は運用期間1年未満の新規募集が続いており、すぐに募集が埋まるため応募できていません。競争率は高いようです。
・運用画面の見やすさ
独自のインタフェースで、ファンドの進捗状況が見やすくて助かっています。アプリもあり、スマホに完全対応しているのは珍しいと感じます。配当スケジュールや入出金明細もワンクリックで確認できるのがうれしいです。
・キャンペーン
現在までキャンペーン情報を受け取ったことはありません。オーナーズブックはIPO(新規株公開)で多額の資金を調達しているようで、投資家へのキャッシュバックがそのうちあるのではないかと期待しています。
・実際に投資してみて感じたメリット
どれでも1万円から応募できるので、気になる案件をさっとスマホで確認して投資注文を通す…ということが可能です。募集中案件の詳しい状況をログインしなくても確認できますし、親切さを感じます。
オーナーズブックの信頼性も、他の不動産投資事業者よりもひとつ格上だなと思いました。
資本金が13憶もあるのは、やはり安心できますね。償還済み実績も多数あって、ファンドの審査もきっちりしていることが分かります。
不動産投資に関するセミナーも行っていて、経験豊富な会社だということも分かります。
出金手数料が一律なのもありがたいです。取引先銀行の多い会社ならではという印象を受けます。
・実際に投資してみて感じたデメリット
利回りが低めなので、ソーシャルレンディングならではのメリットが感じにくいです。運用期間が半年程度なら許容できるのですが、1年以上となると厳しいかもしれません。
投資した案件も、あとから考えると「ちょっと額を大きくしすぎた」と感じました。
あとは、エクイティ型案件がほとんど出ていないのも、オーナーズブックらしさがないなと感じました。